class cymel.core.cyobjects.node_c.Node_c

Inheritance diagram of Node_c
class cymel.core.cyobjects.node_c.Node_c(*args, **kwargs)

ベースクラス: CyObject

Node クラスでサポートする機能の中核。

固定引数無しでのクラスインスタンス生成時のノード生成をサポート。

Methods:

absoluteName()

DAGパスを含まないノード名を絶対ネームスペース表記で得る。

affectsAnimation()

ノードが「必ずアニメーションに影響を与える」と設定されているかどうか。

classification()

ノードタイプの分類名を得る。

classification_()

クラスに紐付けられたノードタイプの分類名を得る。

connections([s, d, c, t, et, scn, source, ...])

コネクトされているプラグやノードのリストを得る。

createNode(**kwargs)

クラスに関連付けられたタイプのノードを生成する。

destinations(**kwargs)

unitConversionノードをスキップしつつ、出力先のプラグかノードのリストを得る。

destinationsWithConversions(**kwargs)

outputs の別名(unitConversionノードをスキップせずに、出力先のプラグかノードのリストを得る)。

hasAttr(name[, alias, shape, strict])

指定した名前のアトリビュートが在るかどうか。

hasFn(fn)

指定ファンクションタイプと互換性があるかどうか。

hasUniqueName()

ノード名がユニークであるかどうかを得る。

inputs(**kwargs)

上流のコネクションを得る。

isAbstractType()

クラスに紐付けられたノードタイプが抽象タイプかどうかを得る。

isDagNode()

DAGノードかどうか。

isDefaultNode()

デフォルトノードかどうか。

isFromReferencedFile()

リファレンスファイルのノードかどうか。

isInstanceOf(other)

たとえDAGパスが違っても同一ノードであるかどうか。

isJoint()

joint 派生ノードかどうか。

isLocked()

ロックされているかどうか。

isRenamable()

リネーム可能かどうか。

isShape()

shape 派生ノードかどうか。

isShared()

共有ノードかどうか。

isTrackingEdits()

isFromReferencedFile との違いがよくわからない。

isTransform()

transform 派生ノードかどうか。

isType(typename)

指定ノードタイプの派生型かどうか。

mfn()

Python API 2 のファンクションセットを得る。

mfn1()

Python API 1 のファンクションセットを得る。

mfn1_()

checkValid を省略して、 Python API 1 のファンクションセットを得る。

mfn_()

checkValid を省略して、 Python API 2 のファンクションセットを得る。

mnode()

Python API 2 の MObject を得る。

mnode1()

Python API 1 の MObject を得る。

mnode1_()

checkValid を省略して、 Python API 1 の MObject を得る。

mnode_()

checkValid を省略して、 Python API 2 の MObject を得る。

mpath()

Python API 2 の MDagPath を得る。

mpath1()

Python API 1 の MDagPath を得る。

mpath1_()

checkValid を省略して、 Python API 1 の MDagPath を得る。

mpath_()

checkValid を省略して、 Python API 2 の MDagPath を得る。

newObject(data)

内部データとともにインスタンスを生成する。

node()

ノードを得る(このオブジェクト自身が得られる)。

nodeName([removeNamespace])

DAGパスを含まないノード名を得る。

nodeName_()

checkValid を省略して、DAGパスを含まないノード名を得る。

outputs(**kwargs)

下流のコネクションを得る。

plug(name[, pcls, strict])

ノードのアトリビュートを得る。

plugClass()

プラグクラスを得る。

plug_(name[, pcls, strict])

checkValid を省略して、ノードのアトリビュートを得る。

pluginName()

ノードタイプがプラグインの場合にそのプラグイン名を得る。

pluginName_()

クラスに紐付けられたノードタイプがプラグインの場合にそのプラグイン名を得る。

plugsAffectsWorldSpace([pcls])

ワールド空間出力に影響を与えるプラグのリストを得る。

relatedNodeTypes()

クラスに結び付けられているノードタイプのタプルを得る。

setPlugClass([pcls])

このインスタンスのみに有効なプラグクラスをセットする。

sources(**kwargs)

unitConversionノードをスキップしつつ、入力しているプラグかノードを得る。

sourcesWithConversions(**kwargs)

inputs の別名(unitConversionノードをスキップせずに、入力しているプラグかノードを得る)。

thisPlugClass()

このオブジェクトに直接設定されたプラグクラスを得る。

type()

ノードタイプ名を得る。

typeId()

ノードタイプの TypeId を得る。

typeId_()

クラスに紐付けられたノードタイプの TypeId を得る。

type_()

クラスに紐付けられたノードタイプ名を得る。

worldSpacePlugs([pcls])

ワールド空間出力プラグのリストを得る。

Attributes:

CLASS_TYPE = 1

ラッパークラスの種類が Node であることを表す。

TYPE_BITS = 0

クラスでサポートしているノードの特徴を表す。

Methods Details:

absoluteName()

DAGパスを含まないノード名を絶対ネームスペース表記で得る。

戻り値の型:

str

affectsAnimation()

ノードが「必ずアニメーションに影響を与える」と設定されているかどうか。

通常のノードは False であり、 評価グラフの作成プロセスにおいて自動的に判断されるが、 timeexpression などの ごく一部のノードでは True となる。

戻り値の型:

bool

classification()

ノードタイプの分類名を得る。

戻り値の型:

str

classmethod classification_()

クラスに紐付けられたノードタイプの分類名を得る。

戻り値の型:

str

connections(s=True, d=True, c=False, t=None, et=False, scn=False, source=True, destination=True, connections=False, type=None, exactType=False, skipConversionNodes=False, asPair=False, asNode=False, index=None, pcls=None)

コネクトされているプラグやノードのリストを得る。

パラメータ:
  • s|source (bool) -- 上流のコネクションを得る。

  • d|destination (bool) -- 下流のコネクションを得る。

  • c|connections|asPair (bool) -- コネクト元のプラグもエアで得る。

  • t|type (str) -- 指定したノードタイプに限定する。

  • et|exactType (bool) -- type指定の場合に、派生タイプを許容せずに 指定タイプとの厳密な一致のみとするかどうか。

  • scn|skipConversionNodes (bool) -- unitConversion系ノードをスキップするかどうか。

  • asNode (bool) -- コネクト先をプラグではなくノードで得る。

  • index (int) -- 結果を1つだけ得る場合にインデックスを指定する。 負数も指定可能。 結果は list ではなく単一となる(得られない場合は None )。 範囲外を指定してもエラーにはならず None となる。

  • pcls -- 得たいプラグオブジェクトのクラス。 省略時は plugClass で得られる 現在のデフォルトプラグクラスが使用される。

戻り値の型:

list

classmethod createNode(**kwargs)

クラスに関連付けられたタイプのノードを生成する。

このメソッド自体は生成されたノードの名前(文字列)が返されるが、 固定引数無しでクラスインスタンスを生成する場合に内部的に呼び出される。

戻り値の型:

str

注釈

nodetypes.registerNodeClass で登録するカスタムノードクラスでは、 _verifyNode メソッドの条件を満たすための処理を追加するために オーバーライドすることを推奨する。

destinations(**kwargs)

unitConversionノードをスキップしつつ、出力先のプラグかノードのリストを得る。

outputs に skipConversionNodes=True を指定することと同等であり、 その他のオプションは全て指定可能。

戻り値の型:

list

destinationsWithConversions(**kwargs)

outputs の別名(unitConversionノードをスキップせずに、出力先のプラグかノードのリストを得る)。

hasAttr(name, alias=True, shape=True, strict=False)

指定した名前のアトリビュートが在るかどうか。

plug メソッドと同様、 MFnAttribute の hasAttribute よりも判定基準はゆるく、 ドットから始まるフルパス指定が必要な場合でも省略を許容する。

パラメータ:
  • name (str) -- アトリビュート名かパス名。 マルチアトリビュートのインデックスは含めてはならない。 ドットから始まるフルパス表記も指定可能。 エイリアス名も指定可能。

  • alias (bool) -- エイリアス名を認める。

  • shape (bool) -- シェイプからも探す。

  • strict (bool) -- 先頭ドットが指定されてもトップレベル以外のユニーク名のアトリビュートなら許容する。

戻り値の型:

bool

hasFn(fn)

指定ファンクションタイプと互換性があるかどうか。

パラメータ:

fn (int) -- MFn タイプ。

戻り値の型:

bool

hasUniqueName()

ノード名がユニークであるかどうかを得る。

戻り値の型:

bool

inputs(**kwargs)

上流のコネクションを得る。

connections に s=True, d=False を指定することと同等であり、 その他のオプションも全て指定可能。

classmethod isAbstractType()

クラスに紐付けられたノードタイプが抽象タイプかどうかを得る。

戻り値は整数で、 0 は抽象タイプではなく、 1 は抽象タイプ、 2 はメタクラス(プラグインインタフェースなどのために存在するが、 実際は本当のノードタイプではない) の意味となる。

戻り値の型:

int

注釈

適合検査メソッド付きノードクラスの場合は、 継承しているベーシッククラスに紐付けられたノードタイプについての結果となる。

isDagNode()

DAGノードかどうか。

戻り値の型:

bool

isDefaultNode()

デフォルトノードかどうか。

戻り値の型:

bool

isFromReferencedFile()

リファレンスファイルのノードかどうか。

戻り値の型:

bool

isInstanceOf(other)

たとえDAGパスが違っても同一ノードであるかどうか。

DagNode 派生クラスの インスタンスでなければ == による比較と同じである。

戻り値の型:

bool

isJoint()

joint 派生ノードかどうか。

戻り値の型:

bool

isLocked()

ロックされているかどうか。

戻り値の型:

bool

isRenamable()

リネーム可能かどうか。

戻り値の型:

bool

isShape()

shape 派生ノードかどうか。

戻り値の型:

bool

isShared()

共有ノードかどうか。

戻り値の型:

bool

isTrackingEdits()

isFromReferencedFile との違いがよくわからない。

戻り値の型:

bool

isTransform()

transform 派生ノードかどうか。

戻り値の型:

bool

isType(typename)

指定ノードタイプの派生型かどうか。

パラメータ:

typename (str) -- ノードタイプ名。

戻り値の型:

bool

mfn()

Python API 2 のファンクションセットを得る。

戻り値の型:

MFnDependencyNode の派生

mfn1()

Python API 1 のファンクションセットを得る。

戻り値の型:

MFnDependencyNode の派生

mfn1_()

checkValid を省略して、 Python API 1 のファンクションセットを得る。

戻り値の型:

MFnDependencyNode の派生

mfn_()

checkValid を省略して、 Python API 2 のファンクションセットを得る。

戻り値の型:

MFnDependencyNode の派生

mnode()

Python API 2 の MObject を得る。

戻り値の型:

MObject

mnode1()

Python API 1 の MObject を得る。

戻り値の型:

MObject

mnode1_()

checkValid を省略して、 Python API 1 の MObject を得る。

戻り値の型:

MObject

mnode_()

checkValid を省略して、 Python API 2 の MObject を得る。

戻り値の型:

MObject

mpath()

Python API 2 の MDagPath を得る。

得られる MDagPath は内部データの複製であるため、 書き換えても問題ない。

DAGパスをサポートするクラスのインスタンスでなくても、 実際のノードがDAGノードなら得ることができる。

戻り値の型:

MDagPath or None

mpath1()

Python API 1 の MDagPath を得る。

得られる MDagPath は内部データの複製であるため、 書き換えても問題ない。

DAGパスをサポートするクラスのインスタンスでなくても、 実際のノードがDAGノードなら得ることができる。

戻り値の型:

MDagPath or None

mpath1_()

checkValid を省略して、 Python API 1 の MDagPath を得る。

戻り値の型:

MDagPath

mpath_()

checkValid を省略して、 Python API 2 の MDagPath を得る。

戻り値の型:

MDagPath

classmethod newObject(data)

内部データとともにインスタンスを生成する。

内部データはブラックボックスであるものとし、 本メソッドをオーバーライドする場合も、 基底メソッドを呼び出して処理を完遂させなければならない。

内部データを拡張する場合は internalData も オーバーライドすること。

パラメータ:
  • cls (type) -- 生成するインスタンスのクラス。

  • data -- インスタンスにセットする内部データ。

戻り値の型:

指定クラス

node()

ノードを得る(このオブジェクト自身が得られる)。

戻り値の型:

Node 派生クラス

nodeName(removeNamespace=False)

DAGパスを含まないノード名を得る。

得られる名前は、 Maya の相対ネームスペースモードの影響を受ける。 常に絶対ネームスペースで得たい場合には absoluteName が利用できる。

パラメータ:

removeNamespace (bool) -- ネームスペースを含めない。

戻り値の型:

str

nodeName_()

checkValid を省略して、DAGパスを含まないノード名を得る。

戻り値の型:

str

outputs(**kwargs)

下流のコネクションを得る。

connections に s=False, d=True を指定することと同等であり、 その他のオプションも全て指定可能。

plug(name, pcls=None, strict=False)

ノードのアトリビュートを得る。

Python属性としても同じように取得できるが、 Pythonの名前と衝突する場合のためにこのメソッドがある。

hasAttribute メソッドと同様、 MFnAttribute の attribute よりも判定基準はゆるく、 ドットから始まるフルパス指定が必要な場合でも省略を許容する。

パラメータ:
  • name (str) -- アトリビュートを特定する名前。 単一の名前に限らず、コンパウンド階層や マルチインデックスも混在して指定できる。 ドットから始まるフルパス表記も指定可能。 エイリアス名も指定可能。

  • pcls (type) -- 得たいプラグオブジェクトのクラス。 省略時は plugClass で得られる 現在のデフォルトプラグクラスが使用される。

  • strict (bool) -- 先頭ドットが指定されてもトップレベル以外のユニーク名のアトリビュートなら許容される。

戻り値の型:

Plug

plugClass()

プラグクラスを得る。

これは、 setPlugClassCyObject.setGlobalPlugClass で変更可能。

戻り値の型:

type

plug_(name, pcls=None, strict=False)

checkValid を省略して、ノードのアトリビュートを得る。

hasAttribute メソッドと同様、 MFnAttribute の attribute よりも判定基準はゆるく、 ドットから始まるフルパス指定が必要な場合でも省略を許容する。

パラメータ:
  • name (str) -- アトリビュートを特定する名前。 単一の名前に限らず、コンパウンド階層や マルチインデックスも混在して指定できる。 ドットから始まるフルパス表記も指定可能。 エイリアス名も指定可能。

  • pcls (type) -- 得たいプラグオブジェクトのクラス。 省略時は plugClass で得られる 現在のデフォルトプラグクラスが使用される。

  • strict (bool) -- 先頭ドットが指定されてもトップレベル以外のユニーク名のアトリビュートなら許容される。

戻り値の型:

Plug

pluginName()

ノードタイプがプラグインの場合にそのプラグイン名を得る。

戻り値の型:

str

classmethod pluginName_()

クラスに紐付けられたノードタイプがプラグインの場合にそのプラグイン名を得る。

戻り値の型:

str

plugsAffectsWorldSpace(pcls=None)

ワールド空間出力に影響を与えるプラグのリストを得る。

パラメータ:

pcls (type) -- 得たいプラグオブジェクトのクラス。 省略時は plugClass で得られる 現在のデフォルトプラグクラスが使用される。

戻り値の型:

list

classmethod relatedNodeTypes()

クラスに結び付けられているノードタイプのタプルを得る。

NodeTypes.relatedNodeTypes をクラスメソッドとして 呼び出せるようにしたもの。

ベーシッククラスのノードタイプは1つだが、 検査メソッド付きカスタムクラスの場合は 複数タイプへの紐付けも有り得る。

戻り値の型:

tuple

setPlugClass(pcls=None)

このインスタンスのみに有効なプラグクラスをセットする。

パラメータ:

cls (type) -- Plug 派生クラス。 None を指定するとクリアする。

sources(**kwargs)

unitConversionノードをスキップしつつ、入力しているプラグかノードを得る。

inputs に skipConversionNodes=True を指定することと同等であり、 その他のオプションは全て指定可能。

戻り値の型:

list

sourcesWithConversions(**kwargs)

inputs の別名(unitConversionノードをスキップせずに、入力しているプラグかノードを得る)。

thisPlugClass()

このオブジェクトに直接設定されたプラグクラスを得る。

未設定なら None が返される。

これは、 setPlugClass で変更可能。

戻り値の型:

type or None

type()

ノードタイプ名を得る。

戻り値の型:

str

typeId()

ノードタイプの TypeId を得る。

戻り値の型:

int

classmethod typeId_()

クラスに紐付けられたノードタイプの TypeId を得る。

戻り値の型:

int

classmethod type_()

クラスに紐付けられたノードタイプ名を得る。

戻り値の型:

str

worldSpacePlugs(pcls=None)

ワールド空間出力プラグのリストを得る。

パラメータ:

pcls (type) -- 得たいプラグオブジェクトのクラス。 省略時は plugClass で得られる 現在のデフォルトプラグクラスが使用される。

戻り値の型:

list